こんにちは!本日から不定期でブログリレーを投稿していきます。女子大生の日常やつぶやきをゆっくり投稿していくので、ぜひご覧ください。
第1弾は、総合政策学部3年生の永渕真緒です。よろしくお願いします。
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今回は、小中高と共学だった私がなぜ女子大を選んだのか?その経緯についてお話ししたいと思います。もしこれを読んでいる受験生がいたら、参考になれば嬉しいです。
私は小学生から高校生までの11年間、ラグビーを続けていました。体が小さいせいか、意外だねとよく言われます。
父の影響で小中と地元のラグビースクールに通い、高校ではラグビー部に入部したのですが、男子部員しかおらず、私は初の女子選手だったようです。(ちなみに、高校生から女子は男子との試合が禁止されるため、週末は外部の女子チームに通うことで試合に出場していました。)
男子と同じ練習メニューに打ち込み、充実した高校生活を送る一方で、同級生に言われたある言葉が胸に刺さっていました。
「女子なのにラグビーってすごいね!」
もちろん、尊敬や感心の念から発せられた言葉だったと思います。
しかし、私にとっては違和感の残る言葉だったのです。
幼い頃から人生の一部であったものが、外から見ればマイノリティだったのだと気づかされました。とても窮屈な言葉だと思いました。正直に言うと、悔しかったのです。
確かに女子ラグビーは競技人口がまだまだ少ないです。でも、いつか、ラグビーから「女子なのに」という言葉が無くなったらいいなと思っています。性別に関係なく、好きなこと・やりたいことに打ち込めるような社会を作りたい。そんな思いで、現在は審判として活動を続けています。
ラグビーの話が長くなりましたが、、、この経験から私は、女性が活躍する社会を目指したいと思うようになりました。ざっくりと社会や政治にも関心があったため(政治に関してはまたいつか書こうと思います)、母が勧めてくれた「津田塾大学 総合政策学部」への進学を決めました。
現在は公共政策を専攻し、データ統計や社会調査を用いた政策評価を行なっています。ジェンダーに関する授業も充実しており、社会への解像度が上がっていく楽しい日々です。津田塾大学は、女性問題に限らず、様々な社会事象について議論できる環境が整っています。
何気ない言葉によって動かされた感情が、私の進路を決めてくれました。このブログを通して、ラグビーに対するジェンダーバイアスへ苦言を呈したい訳ではありません(笑)。こんな動機で女子大に入った人もいるんだなあと思っていただければ嬉しいです。
ありがとうございました。次回のブログリレーもお楽しみに!
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